「働きたくない」と考えるのは甘え?
仕事に疲弊して働きたくない、もう仕事場へ行きたくないと思っていてもみんなが仕事を頑張っているし自分だけがなまけ者のように感じてしまいますよね。
でもそれは、現実逃避をしたくなるほどにあなたが今仕事を頑張っている証拠であるともいえます。辛い時だからこそ出てくる、当然の感情なのです。
ただこれらの感情がエスカレートすると無気力になってしまったり、うつなど精神を病んでしまったりする可能性があります。しっかりと自分の本音と向き合って「働きたくない」の原因を改善するように心がけたいですね。
働きたくない理由6選
そもそも仕事をするうえで働きたくないと思うストレスの原因は何なのでしょう。
主に6つをピックアップしてみました。
1.人間関係に疲れている
上司や同僚、取引先など仕事において人間関係はとても重要ですよね。
良好な人間関係を築けていればサポートし合いながら仕事をこなしていくことも出来ますし、失敗や悩みの相談も気軽にできることでしょう。
最近では就職先を選ぶ際に給与よりも人間関係や職場環境を重視する人も増えてきているくらい、職場の居心地の良さは大切です。
2.働くこと自体に疲れている
毎日毎日朝から晩まで長時間労働があたりまえでしっかり体を休める時間が取れないということはありませんか。
仕事に追われる毎日から疲れがたまってしまうと精神的な疲労から体調を崩してしまう恐れもあります。
睡眠をとれないことは脳も休まっていないということなので、仕事のことが頭から離れずストレスから仕事へ行くことが恐くなってしまうことも考えられます。
しっかりと体を休め、リフレッシュする必要があります。
3.仕事で上司から怒られる
毎日のように上司から怒られるのが恐くて仕事へ向かう足が重くなってしまうことも考えられます。
「そんなの気にしないでいいよ、怒られているうちが華だよ。」とアドバイスする人もいるかもしれませんが、怒られ続けることにも限度がありますよね。
次第に委縮し考え込んでしまい、仕事が手につかずまた新たなミスをしてまた怒られてしまうという「負のループ」が完成してしまいます。
4.働く目的が分からない
普段から目的意識が高い人は「出世したい」ですとか「給料を増やしたい」などと仕事に対する目標が明確にあります。
いっぽうで仕事においてもプライベートにおいても目標を立てない人にとっては「なぜ働いているのか」が分からなくなってしまい、生きる意味や自分の存在価値に悩んでしまうこともあります。
5.長期間同じ仕事をこなしている
毎日、毎月、毎年、同じ仕事の流れを同じ職場で長期間やっていると慣れすぎてしまい、仕事自体にやりがいを感じず飽きを感じることもあります。
正確にこなせるのが当たり前の単純作業は自分のスキルアップは期待できず、長期になるにつれ「自分がやっている仕事に意味はあるのだろうか」という考えになってしまいます。
仕事内容も大きく変化しない為キャリアアップも見込めず年齢だけが上がっていき不安ばかりが積もってしまいます。
6.仕事が大変でついていけない
仕事の量が多すぎたり、内容が複雑すぎて覚えられず働きたくないと考える人もいます。
最近ではITビジネスも増えクリエイティブな職業に憧れを抱く人も増えていますよね。システムエンジニアやwebデザイナーなどの職業を耳にするのではないでしょうか。
ただ理想とは異なり現実では大変複雑な作業ばかりだと聞きます。
次々と新しいシステムが更新されるため日々学びながら仕事に活かせるか展開していかなければいけませんし、締め切りもありますので納期や上司からのプレッシャーで会社に行くことが辛くなってしまうという人もいます。
これまでの経験や知識を活かすなど、自分の得意分野で仕事ができることが望ましいですね。
働きたくないと思った時の対策4選
働きたくない理由にはさまざまな思いがあり、どれも本人にとっては大きなストレスがかかっています。そのままにしておくのはとても危険です。
ストレスケアも兼ねた対策をあなたもぜひ実践してみてください。
1.自分を責めすぎない
大きなミスをしてしまい上司から怒られた時などに反省をすることは大事ですが、あまり自分を責めすぎないようにしましょう。
自分を責めすぎてしまうと、例えば上司が近くを通った時に「また怒られるんじゃないか」と不安になってしまいます。
いつの間にか見えないプレッシャーとなり常にストレスがかかってしまうことになるのです。
いつまでも引きずるのではなく今後に活かすためにミスの経験をどうやって繋げることができるか考えてみましょう。
2.仕事を休みしっかりと心身を休める
心身ともに休めていないと体調を崩したり、精神的に落ち込んでしまったりしがちです。
仕事に穴をあけてしまう心配な気持ちもあるかもしれませんが、まずは自分のことを一番に考え、有給休暇を利用して仕事から離れ休みましょう。
有給休暇は従業員が自由に休むことのできる権利ですから大いに活用しましょう。
3.あなたの働く目的を見つける
やりたいことをしてリフレッシュできた後、自分の働き方を落ち着いて見つめ直す時間を取ってみるのも大切です。
就職活動の時期にやっていた自己分析のように改めて「今の自分は将来どうしたいのか」を深掘りしてみましょう。
いろいろな仕事の経験を経た今の自分だからこそ今一度働く目的を明確にするのです。仕事に対するモチベーションが整い、これまでよりも仕事に対する気持ちが高まってくるはずです。
4.転職を考える
今の仕事の経営方針が合わなかったり、働いているメンバーと合わなかったりと職場環境に不満があり仕事へ行きたくない人も多くいます。しかも自分ひとりで改善できるような簡単なことでもありませんよね。
今のあなたの将来を考えたときに今の職場環境が足かせになるようなら、思い切って転職を考えるのもひとつの手です。もっと視野を広く将来を考えてみても良いのかもしれません。
まとめ
・働きたくないのは甘えじゃない!自分の本音と向き合おう。
・働きたくない理由は人それぞれ。明確にし理由に合った対策を取ろう。
・ストレスケアも含め対策を取り「これからの自分」を見つめよう。
ご覧いただきありがとうございました。