隣の部屋に住む人が毎日うるさくて自分の生活に集中できない…こんな経験はありませんか?
しかし、いくら隣人がうるさくても、
・注意してご近所トラブルに発展したらどうしよう…
・どんな対処法が効果的か分からない…
こんな不安もあって中々行動に移せない方も多いのではないでしょうか。
今回は、うるさい隣人に悩む人のための対処法を解説していきます!
どこの部屋からの騒音か確かめる
まずやるべきことは、あなたが悩まされている騒音がどこの部屋からのものなのか把握することですです。
自分では絶対にこの部屋だ!と考えていても、実際は全く違う部屋である可能性も捨てきれませんよね。
隣の部屋なのか、下の部屋なのか、上の部屋なのか…きちんと見極めなければなりません。
うるさくなったタイミングで壁や床に耳を当てて音の出所を確認しましょう!
やるべき対処法
では次に、効果的な対処法をいくつか紹介していきます。
掲示板に騒音被害を訴えたメモを貼る
アパートやマンションなどの集合住宅には、住民へのお知らせを掲示するための掲示板がエントランスなどに設置されていることがほとんどです。
この掲示板は、管理者でなければ掲示できない場合もありますが、住民が自由に使うことも可能です。(必ず確認しましょう!)
この掲示板に、騒音被害で迷惑していることを書いたメモを張り付ける方法をまず紹介します。
相手の名前を名指しすると、万が一間違っていた場合に迷惑がかかるので、あえて名指しはせず、「騒音で迷惑している」ことをアピールしましょう。
この方法は匿名で行えるので、あなたが貼ったことは基本的に特定されません。
また、騒音の元となっている住民に思い当たることがあった場合は、気を付けてくれるようになる可能性もありますし、それ以外の住民にもあまりうるさくしないという意識が改めて芽生えるきっかけにもなるかもしれません。
相手のポストに手紙を投函する
相手が特定できていて、なおかつ掲示板が使えない等の事情がある場合は相手のポストに手紙を投函する方法もあります。
投函する手紙に書くことの例としては、
・どんな音に迷惑しているか(騒ぐ声・夜間の洗濯機の音など)。
・○○時以降は控えてほしいこと。
・管理会社や警察への相談も検討していること。
以上を忘れず記載するようにしましょう。
相手の神経を逆なでする可能性があるので、荒い口調の書き方や、無駄に脅すようなことは控えてくださいね!
この手紙も、自分の名前を記載する必要はありません。
相手がどんな人物かわからない以上、自分の名前や部屋番号を明かすことはやめておいた方が賢明です。
管理会社に連絡する
ここまでの対処法を取っても一切改善されない場合、管理会社に連絡しましょう。
管理会社であれば、騒音被害などの問題には慣れているはずなので、上手く収めてくれる可能性が高いです!
この方法の場合、自分の名前が相手に知られてしまわないか不安になる方も居るとは思いますが、もちろん管理会社は相手にあなたの名前を伝えることは無いので安心してくださいね!
管理会社としても、一人の住民がきっかけで他の多くの住民が部屋を解約して出ていってしまった…なんてことになれば大損失なので、厳しく対処してくれます。
具体的には、実際に相手の部屋に出向いて注意をしてくれたり、警告文をポストに投函してくれるなどの対処を取ってくれます。
また、余りにもマナーが悪い住民だった場合は退去させられることもあります。
注意点として、必ずしも即日対応してもらえるわけではないので、暫くは騒音が続いてしまう可能性もありますが、管理会社の対応をおとなしく待ちましょう。
警察に通報する
管理会社に連絡しても効果なし…一向に収まる気配もなく、いい加減我慢の限界!という方は思い切って警察に通報するのも手です。
騒音くらいで警察は動いてくれないのでは?と思う方も居るかもしれませんが、そんなことはありません!
実際に、私が一人暮らしをしていた時、連日深夜に騒がしくしていた住民に悩まされていましたが、他の部屋の方が警察に通報して警察が駆け付けて注意してくれたため、その後は静かになった経験があります。
警察も管理会社と同じく、通報した人の情報を相手に明かすことは無いので、安心して通報して大丈夫ですよ!
通報のタイミングとして、実際に騒音が酷くなっているときに通報することで、警察にも実際にうるさくしている様子を見たうえで注意してもらえるので、より効果的です。
やってはいけない対処法
次に、逆効果になりかねない対処法を紹介していきます。
壁ドン・床ドンする
いくら相手がうるさいからと言って、相手の部屋に向かって壁ドン・床ドンをすることは絶対にやめましょう!
例えば、相手が酔っぱらっているなどで気が大きくなっているときに壁ドンをされたら、気を付けようと反省するよりも先に怒りが強くなってしまって、あなたの部屋に直接文句を言いにくる…こんな可能性も捨てきれません。
あまりにもうるさい相手に対してイライラして壁や床を叩きたくなる気持ちも分かりますが、一旦落ち着きましょう。
直接相手の部屋に注意しにいく
相手の部屋に直接言ってやめてください!と注意することも賢明ではありません。
その部屋にどんな人が住んでいるのか分からないためです。
もしかしたら、直接注意されると逆上するタイプの人かもしれませんし、余計に騒音が酷くなってしまう可能性もあります。
また、あなたが女性の場合、より危険度が増すので間違っても直接文句を言うことはしないでください。
仕返しする
相手がうるさくて迷惑しているから、こっちもわざと音を立ててうるさくすることは絶対にやめましょう。
現状、騒音に悩まされているあなたは被害者ですが、やり返した途端にあなたも加害者になってしまいます。
また、うるさくしている隣人への仕返しのはずが、別の部屋の住民に迷惑をかけてしまって、あなたが注意されたり、最悪の場合退去させられてしまうことにも繋がりかねません。
まとめ
・対策を行う前に、どこの部屋が原因なのかを確かめましょう!
・掲示板や手紙を使って注意する時は、相手を名指しせず、自分の名前も書かないようにしましょう!
・管理会社や警察へ相談する際も、自分の名前が知らされることは無いので安心してくださいね。
・壁ドンしたり、仕返しにうるさくしたり、直接文句を言うことはリスクが高いので絶対にやめましょう!