必要な非常食の量
まず、初めにそれくらいの非常食を用意する必要があるか紹介します。
成人一日あたりの必要な非常食の量
水 | 1日3リットル |
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主食 | ご飯 3食分 |
副食 | おかずの缶詰2〜3缶 レトルト食品2〜3袋 |
その他 | レトルトの味噌汁やスープ おやつ カンパンやようかん |
過去の災害時の事例などから、非常食は3日分用意することが推奨されています。
最低で3日分、余裕があれば1週間分の用意があると安心でしょう。
農林水産省のホームページでも備蓄の必要性と家庭備蓄の例が紹介されています。
https://www.maff.go.jp/j/zyukyu/foodstock/chapter01.html
農林水産省HP
コスパの良い非常食のおすすめ
非常食の代表的なものは飲料水、アルファ米、カンパンなどがあります。
基本的に非常食は2〜5年間持つように作られている物です。
非常食でコスパの良いものは
- 常温保存できるもの
- そのまま食べられるもの
- 賞味期限の長いもの
が挙げられます。
非常食特有の悩み
非常食特有の悩みは
があります。
賞味期限が長いことで
これいつ買ったっけ?いつの間にか期限が切れていた。
なんてことがあります。
定期的に非常食を見直して、しっかり期限を管理していく必要があります。
また、非常食は長期保存が可能であることから1食分の値段が高いです。
普段は食べ慣れない食品であり、美味しさが気になる!と言う人もいるでしょう。
しかし、1食分が高いので「試しに1つ食べてみるか」と食べづらいのが難点です。
コスパの良い非常食をそろえたい
賞味期限を忘れないようにしたい!
美味しい非常食がいい!
そんな悩みを解決するおすすめコスパ最強非常食の方法はローリングストック方法です。
コスパ最強?おすすめ非常食備蓄法ローリングストック
ローリングストックとは、日常的に食べる物を多めに購入して、消費した分を買い足し常に一定の量をストックしておく方法です。
このサイクルで特別な保存食を準備することなく備蓄が可能です。
基本的なやりかた
- 普段からよく食べているものを少し多めに買っておく
- 食べる時は賞味期限が近い順番に消費する
- 食べて消費した分だけを買い足して補充する
この3つの手順です。
ローリングストックのメリット
ローリングストックのメリットは
- コストパフォーマンスが良い
- 賞味期限の管理がしやすい
- 慣れ親しんだ食品が食べられる
- 普段の生活にも災害時の非常食にも便利
コストパフォーマンスが良い
長期保存が可能な非常食の多くは1食分の値段が高いです。
ローリングストックは普段の食事で食べている物をストックするので特別高くなることはありません。
非常食を探して買わなくても、食べた分だけ普段の買い物で追加すれば良いので買い物も楽です。
賞味期限の管理がしやすい
非常食は2〜5年と賞味期限が長いです。
買いそろえた時は安心なのですが、気がついたら期限が切れていた!長期保存と安心してしばらく見返してなかった!なんてことがよくあります。
ローリングストックでは長期保存ができませんが、期限の近い順番から食べていくことで、在庫は減らずに期限も管理しやすく、いつ買った?賞味期限が切れてるかも!
といった心配がなく賞味期限の管理がとても簡単です。
慣れ親しんだ食品が食べられる
災害時などの非常時には普段慣れ親しんだ食べ物が安心です。
食べ慣れていない物や初めて食べて口に合わなかった時にストレスになる事があります。
美味しい非常食もたくさんありますが、非常時はストレスが多い状態です、そんなときに日常で食べている食事が食べれることが精神的な安定にも繋がります。
普段の生活にも災害時の非常食にも便利
ローリングストックは普段の生活にも便利です。
例えば
など、家に食べ物があったら良かった!というシーンはよくあると思います。
非常食があったとしても手を出しづらいですよね、しかし、ローリングストックでは家の中に普段食べている食品の在庫がたくさんある状態です。
ちょっとした日常の困ったから、災害時の非常食としても非常に便利です。
まとめ
- 非常食は最低で3日分、余裕があれば1週間分の用意が必要。
- コスパの良いおすすめ非常食は、常温保存でそのまま食べられる賞味期限が長いもの。
- 日常にも災害時にもローリングストックがおすすめ
