購入したカーテンが長すぎて床についてしまう、なんだか長いような気がする…
そのようなときはカーテンの裾上げをしましょう。
セルフでカーテンを裾上げする手順と、裾上げのついでにアレンジしておしゃれなカーテンにする方法もご紹介します。
カーテンがきれいに見える長さ
腰高窓 | 下の窓枠より15~20センチ長くする |
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掃き出し窓 | 床から1~2センチ短くする |
腰高窓とは、大人の腰辺りにある窓のことです。
カーテンを下の窓枠から15~20センチほど長くするときれいに見せることができます。
掃き出し窓とは、床から天井近くまである窓のことです。
人が出入りできる窓を想像してもらうと分かりやすいでしょう。
掃き出し窓はカーテンが床についてしまうと長すぎる印象になるので、床から1~2センチ短くするときれいに見えます。
カーテンの裾上げの手順とやり方
裾上げの手順
カーテンの裾上げをする前に大切なことは、長さをきちんと測ることです。
切りすぎた場合は元には戻せませんので慎重に行ってください。
- カーテンの長さを図る
- カーテンにアイロンをかける
- カーテンを切る
- 裾を折り返して縫う、またはテープ等でくっつける
カーテンにアイロンをかけるのは手間ですが、きれいに仕上げるためには必要な工程です。
カーテンを切るときに気をつけていただきたいのが、希望の長さより10センチ程度長く切ることです。
ぴったりに切ってしまうと裾を縫ったときに短くなってしまいますので、縫い代分を忘れずに長さを決めましょう。
カーテンの裾上げをする方法
手縫いをする
カーテンの裾上げは、手縫いでもすることができます。
ミシンよりも細かいところを調整しながら縫うことができるのがメリットです。
手縫いをするときは「ながしまつり縫い」で縫うと、縫い目が目立たないのできれいに仕上がります。
しかし、手縫いは時間がかかってしまいます。
時間に余裕がある人や、裁縫が得意であれば手縫いをおすすめします。
ミシンで縫う
自宅にミシンがある人やミシンが得意な人は、カーテンの裾上げをミシンで縫ってみましょう。
カーテンの裾上げは直線縫いなので、それほど難しくはありません。
ミシンで裾上げをすると仕上がりが綺麗ですし、手縫いやテープでくっつけるよりも強度が増します。
手縫いに比べて早く縫い終わることができるので、ぜひチャレンジしてください。
安全ピン・クリップを使う
カーテンの裾上げは、縫わない方法もあります。
一番簡単にカーテンの裾上げをする方法は、安全ピンやクリップでとめてしまうことです。
しかし、安全ピンを使うとカーテンに穴があいてしまいますし、表からピンが見えてしまっても見栄えはあまりよくありません。
カーテンの幅が長いと沢山のピンを使うことになるので、比較的幅が狭いカーテンに使用することをおすすめします。
また、クリップを使って裾上げするときは、おしゃれなものを選べば見た目もよくなります。
接着剤やテープを使う
しっかりとカーテンの裾上げをしたいけど縫うのはちょっと…という場合は接着剤や布用テープを使ってください。
広い面をくっつけるには接着剤を使用しましょう。
接着剤は洗濯可能なものを選ぶと、カーテンを洗っても大丈夫です。
裾上げ用のテープは、アイロンの熱でしっかりと接着することができます。
カーテンを洗濯した後にはがれてしまっても、再度アイロンを使うことで接着することが可能です。
アイロンを使うのが面倒…そんな人は布用両面テープをおすすめします。
裾上げをおしゃれにする方法
カーテンの裾上げついでに、裾に装飾をつけておしゃれにしてみませんか?
まず、裾上げをするときにあえて短く縫います。
次に、短くしたカーテンの裾に装飾をします。
レースやフリンジをつけるとおしゃれになりますね。
また、カーテンと違う生地の布を継ぎ足すと、オリジナルなカーテンになります。
まとめ
- カーテンの裾上げはセルフでできる
- カーテンの長さは腰高窓は下の窓枠より15~20センチ長く、掃き出し窓は床から1~2センチ短くするときれいに見える
- カーテンの裾上げは手縫いやミシンの他に、クリップや安全ピンでとめたり接着剤やテープを使うこともできる
- カーテンの裾に装飾をするとオリジナルティ溢れるおしゃれなカーテンが完成する