「〇〇って食べさせて大丈夫?」
お子さんをお持ちの方はもちろん、一般の方でも人生で1度は疑問に思われた方、多くいらっしゃると思います。
蜂蜜など、ある程度年齢を重ねてからではないと子供に食べさせてはならないものが世の中には多くあることをご存知ですか?
今回は、その中でも「キムチ」に焦点を当て、上記にある不安を解消できるよう解説していきますね!
キムチは何歳から食べられる?
子供がキムチを食べられる年齢ですが、実は明確なものはありません!
前提として、子供の香辛料の摂取に関する明確な基準はないのです。
というのも、辛いも物は自分で摂取量を自分でコントロールできる食べ物であることに起因します。
要は、本人が食べられるなら食べてもいいし、無理なら食べなければいいのです。
とはいえ、消化機能が大人と同じくらいにまで発達する4歳まで、刺激の強いものを食べるのは控えたほうが無難だと思います。
※他の辛い食べ物を食べ始める年齢は?
中辛カレー・塩分の多い漬物なども、消化機能が発達する4歳頃から食べ始めるのが良さそうです。
キムチの辛さ・成分について
ここで、キムチの辛さと成分による影響についてと触れたいと思います!
まず、キムチの辛さは唐辛子によるもので、その唐辛子の辛さはカプサイシンという成分によるものです!
(辛いものを食べると汗を書くことがあると思いますが、それはこのカプサイシンの成分が体に吸収されたときに引き起こされるものらしいです!)
辛いものが美味しすぎて食べすぎてしまうことがあるかと思いますが、このカプサイシンという成分を摂取しすぎてしまうと、流涙症や鼻液症、排尿障害、胃食道逆流症などを引き起こしてしまいます…
※辛いものが苦手な人や子供になると、上記に加えて粘膜症や吐き気、嘔吐などを引き起こしてします可能性があります。
辛さの摂取目安について
冒頭にて基準はないとお伝えしましたが、やはり食べ過ぎによる人体への影響もあり、ドイツの研究所による摂取目安が定められました!
それが、1食あたりカプサイシン5mg×自分の体重です!
子供に関しては、調査が困難だったため正式な数値は発表されておりません。
大人の数値から見て子供に与えるか否かは判断したほうが良さそうでね!
ちなみに、同じカプサイシンが入っているタバスコソースの濃度は100〜300mgです!
ものによるとは思いますが、60kgぐらいの方でまともに食べれる計算になるので、あまり機会はないとは思いますが絶対に子供には与えないほうが良いかと判断できますね…
子供に与える方法は?
ここまで辛さの成分や与える基準について書いてきました。
上記の内容を読んで、「カプサイシンの含有量を見れば良いんだ!」と思われた方、いらっしゃると思います!
お題にあるキムチでその話をさせてもらうと、市販のものではまずカプサイシンの含有量は記載されていません…
記載されていないと、食べさせるのが怖くなりますよね…
そこで、心配なく食べさす方法について紹介します!
辛くない!水キムチ!
子供でも問題なく食べられるのが水キムチです!
唐辛子を使わないので、小さい子供でも気にすることなく食べることができます。
水キムチは、白菜や大根など様々な野菜を漬け汁に漬け込み、発酵させた汁を飲むので、さっぱりした酸味と爽やかな発酵味を楽しめます!
植物性の乳酸菌もしっかり取れるため、大人の方でも健康増進にオススメの一品です!
また、市販の中から選ぶのであれば「ご飯がススム」はあまり辛くなく、りんごや蜂蜜といった甘いものを使用しているため、食べさすのに適していると思います!
まとめ
いかがだったでしょうか?
子供に辛いものを与えて良い明確な基準は意外と定められていないんですよね!
加えて、大人でも辛いものが好きな人と嫌い人でいるように小さい頃から問題なく食べている子もいればそうでない子もいるのが実態です。
キムチ発症の地である韓国でも、2〜3歳から食べている子が多いみたいです!
しかし、子供は消化機能が未発達で刺激に弱いといった事実もありますし、最悪の場合味覚障害に陥ってしまい、大人になってもその症状が残ってしまうリスクもあります…
与える際は「様子を見ながら少量」が子供健康と今後の成長を促す上でベストかと考えます!
是非上記の内容を参考にして頂き、楽しい食生活を子供と共にしてもらえれば嬉しいです!
最後まで読んで頂きありがとうございました!