ネガティブな性格とはどんな性格でしょうか?
ネガティブな性格になるにはどういった原因があるのか、ネガティブであることにメリット・デメリットはあるのか考察してみました!
そして、ネガティブなことしか言わない人とどのように付き合っていけば良いのかも紹介します。
ネガティブな性格とは?
「ネガティブ」とは否定的・消極的・悲観的であることを指しており、ネガティブな性格とは良い方向に物事を考えることができないような性格のことをいいます。
次のような特徴があります。
行動力がない
何か新しいことに挑戦するときに失敗することばかりを気にしてしまいなかなか最初の一歩を踏み出すことができません。
言い訳ばかりする
「でも・だって・いそがしい」など、すぐにできなかったことや失敗のいいわけを口にします。
否定から入りやすい
まず失敗することを考えてしまうので「それは違う」「それは無理」「それはできない」と否定することから入りやすいです。
視野が狭い
新しいことに挑戦する前に失敗することを気にして挫折してしまうことが多いので新しい知識や経験を得ることが少ないです。
その結果自分の経験や知識だけの狭い視野で物事を見ることになり、考え方が偏ります。
気持ちの切り替えが苦手
失敗やミスをしたときに気持ちの切り替えができずに、ずるずると引きずってしまいます。
自分に自信がない
自分と周囲を比較し「あの人の方が上手くできるのではないか」と考えてしまい、自分に自信が持てません。
ネガティブな性格になる原因は?
人がネガティブな性格になる原因はいくつか考えられます。
幼少期の環境
幼少期に「なんでそんなことができないの?」「だめな子ね」などと言われて育ったことによって、「自分は何をやってもだめだ」「どうせ失敗してしまう」と思い込んでしまい、自分に自信が持てなくなってしまいます。
セロトニン不足
人が幸せと感じるときに分泌される「セロトニン」が不足しているときにもネガティブに考えてしまいます。
これは自律神経のバランスも関係しています。
プライドが高い
プライドが高く、自分の理想と現実のギャップで自己嫌悪に陥ります。
時間がある。
時間があるので、答えのない問題について延々と悩んでしまいます。
周囲の人からの影響
周囲にネガティブな性格の人がいて、その思考が伝染してしまうことがあります。
ネガティブなことしか言わない人の心理とは?
ネガティブなことしか言わない人は、成功体験が少ないので失敗することを恐れています。
傷つきたくないために、自分から何かをすることはなく人に与えてもらうばかりの人生になる傾向があり、自分の存在を少しでも認めてもらいたい、心配してもらいたいと思うのです。
最悪の状況を想定して、何か実現しなかった場合「やっぱりね」と思えるよう心理的に自分自身を守ろうとしています。
ネガティブな性格のメリット・デメリット
ネガティブな性格にはメリット・デメリットがあります。
ネガティブな性格のデメリット
デメリットからみてみましょう!
まず、ネガティブな性格は周りに伝染してしまいます。
物事をプラスに考えることができないため、一緒にいても楽しくない・めんどうくさい人と思われ、上手く人間関係を築くことができません。
また、マイナス思考のため気持ちが塞ぎ込んでしまいます。
考え・悩みすぎて胃潰瘍や胃腸炎になったり、免疫力が弱くなり病気になってもなかなか治らないことがあります。
ネガティブな性格のメリット
次に、メリットをみてみましょう。
ネガティブな性格の人は心配性な人が多いので、しっかりと計画を立て、慎重かつ丁寧に物事を進めていくことができます。
失敗することを常に考えているのでリスク回避しやすくなり、トラブルが起きても慌てずに行動がとれるのです。
また、人の気持ちを尊重できるので困っている人や不安に思う人がいればその気持ちを想像し、寄り添うことができます。
ネガティブな性格がマイナスなことばかりではないことがわかりますね。
ネガティブなことしか言わない人との付き合い方
ネガティブなことしか言わない人とずっと一緒にいると疲れますよね。
そんな人と付き合っていくためにはいくつかポイントがあります。
真面目に対応し話を聞くときにはしっかりと聞き、愚痴やネガティブな話は適当に相槌を打って聞き流しましょう。
また、話が長くなって多少イライラしてもスマートで大人な立ち居振る舞いを心がけ笑顔で対応し、後で自分を褒めるのも良いです。
相手は話を聞いてほしいだけなので否定や批判をせず、文句を言ってきても乗らないようにします。
時には質問を投げかけ話題を上手にすり替えるのもいいかもしれません。
そのときにはあえてポジティブな話や明るい話題にシフトしていくのもいいですね。
自分の気持ちがネガティブに引っ張られそうな時には、無理せず境界線を引いて距離をとりましょう。
まとめ
ネガティブな性格とは自己肯定感が低く自分に自信が持てないため失敗することを恐れるような性格だということがわかりました。
そのため何かを始めるということがなかなかできず、新しい知識や経験を得ることが少ないので考え方が偏ってしまいます。
ネガティブな性格になる原因はこれまでの経験から「自分なんて何をやってもダメだ」「どうせ失敗するのは目に見えている」などの思い込みや不安からくるようです。
ネガティブなことしか言わない人の心理とは失敗することを怖がり、傷つきたくない一心で自分から何かをすることはなく、常に自分自身の心を守ろうとしているのです。
ネガティブな性格にはメリット・デメリットがあります。
慎重で丁寧に物事に取り組むことができ、人の気持ちを察することができるので困っている人や不安に思っている人に寄り添うことができます。
一方でネガティブ思考が周りに広がり、人間関係を上手く築くことができないことがあります。
ネガティブなことしか言わない人とは話を聞くときには真摯に聞き、愚痴やネガティブな話はスルーすることが良いようです。
あまりにもネガティブな話が続いて自分の気持ちも落ちそうなときには無理せずに距離を置くことも一つの手です。
いかがだったでしょうか?
ネガティブなことしか言わない人とずっと一緒にいるとしんどくなるときもあると思いますが、一定の距離をとって付き合っていくことがネガティブに引き込まれないコツといえるでしょう。
最後まで読んでいただきありがとうございました。