ランタナは小さな色とりどりのかわいい花をたくさん咲かせる植物です。
成長するごとに花の色が変わっていき、色の組み合わせが無限にあるので、とてもきれいですよね!
生命力がかなり強く、あまりお手入れしなくても育っていくので、初心者でも簡単に育てることができる花だそうです。
そんなかわいいランタナですが、植えてはいけない花と言われているのはご存じですか?
今回は、
ランタナは植えてはいけない花なのか?
毒性があるって本当なのか?
ランタナを1度植えると増えすぎてしまう?
花言葉が怖い?
といった疑問を解消していこうと思います!
ランタナは植えてはいけない花なの?
ランタナは植えてはいけない花ではありませんが、責任を持って育てる必要があります!
お花屋さんや園芸ショップにもよく売られていますし、植えたからといって罰則はありません。
ですが、ランタナは「世界の侵略的外来種ワースト100」にはいっているのです!
国立環境研究所HPにあるランタナのページには少し怖いことが書いてあります。
在来種,畑作物,牧草と競合.有毒植物.多種の虫,菌の寄主,ネズミの巣となる.子供が種子を食べると死ぬことがある.
お花屋さんにも売っているし、公園にも生えている花が危険なの?と私も怖くなってしまいました。
外来種であるランタナは日本の生態系を崩す可能性があるので、自分の管理できる範囲内で育てる必要があるのです。
ランタナを植えること自体は悪いことではありませんが、ランタナは生態系に被害を及ぼす可能性があるので、責任を持って育てなければいけない花です。
ランタナには毒性がある?
ランタナの種には毒性物質である「ランタナン」が含まれており、熟していない実にも毒が含まれていることがあります。
食べてしまうと激しい腹痛や嘔吐などの症状が現れ、重症化すると命に係わる恐れがあります。
熟したランタナの実は甘いので、小さなお子さんやペットが誤って種まで食べてしまわないように注意してください!
毒があることも、ランタナを植えてはいけないと噂される理由の1つかもしれませんね。
私の家の近くにある公園にもランタナが生えているので、娘が食べないようにもう1度注意しておこうと思います!
ランタナには種と熟していない実に毒が含まれています!
ランタナは植えると増えすぎる?
ランタナは繁殖力がかなり強く、日当たりのいい場所であればどんどん増えます。
ランタナは暖かい季節に咲く花ですが、寒い地域でなければ冬を越しますし、水をやらなくても成長します。
種からも増殖するので、鉢植えで育てていたとしても気づけば周りもランタナだらけになってしまうことも!
いくらかわいい花だとしても庭がランタナだらけになるのは困っちゃいますね!
私はランタナを育てたことはないのですが、たしかに公園などで見るランタナは気づけばかなり増えています。
花付きが悪くなりますが、日陰に植えて成長を抑制することもできるようです!
ランタナは繁殖力がかなり強いので、植えるときは注意しましょう!
ランタナの花言葉が怖い?
ランタナの花言葉は「合意」、「協力」、「心変わり」、「厳格」の4つがあります。
怖くはないですが、「心変わり」や「厳格」はランタナのかわいい見た目に反していますね。
ランタナにはたくさんの花の色があり、咲いたあとに花の色が変化していくことから「心変わり」、長い期間花を咲かせ続けることから「厳格」と花言葉がついたようです。
贈るシチュエーションによりますが、ランタナをプレゼントするときは注意が必要ですね!
私は花を贈るときについつい見た目で選んでしまいますが、花言葉も考えて贈るようにしようと思いました!
ランタナの花言葉は怖くはありませんが、かわいい見た目に反した「心変わり」「厳格」の花言葉があります!
まとめ
・ランタナは植えてはいけない花ではありませんが、生態系に被害を及ぼさないように注意して育てる必要があります!
・ランタナの種と熟していない実には毒性があります!
・ランタナは繁殖力がかなり強く、1度植えるとどんどん増えていきます!
・ランタナには「合意」、「協力」、「心変わり」、「厳格」の4つの花言葉があります。
こんなにかわいいのにも関わらず、毒があり繁殖力が強く、侵略的外来種とも呼ばれているなんて不思議な花ですね。
植えてはいけないと噂されるのも納得ができます。
子供やペットが実を食べないよう、繁殖しすぎてご近所に迷惑にならないように気を付けながら楽しく育てましょう!