年賀状や書類の送付で、住所を縦書きすることってありますよね。
人によって数字や英語の書き方が違うので、悩んでしまいがちです。
縦書きの書き方に明確なルールはないのですが、読みやすくするポイントはあります。
今回は住所の縦書きで悩むことの多い、数字の4桁、郵便番号、0や10の数字とハイフン、英語のマンション・ビル名の書き方について解説していきます!
住所の縦書きで数字の4桁はどう書く?
住所の縦書きで数字が4桁の場合は、漢数字で読みやすい方を書きます。
2桁や3桁の場合は「二十三番地」、「三百四十番地」と漢数字の「十」や「百」を使うことで、読みやすく表記することができます。
しかし4桁になると、「三二三四番地」と縦書きすると一二三がつながって読みづらくなってしまいます。
「三千二百三十四番地」だと読みやすくなりますが、文字数が多くなってしまいます。
どちらも書いてみて読みやすい方にする、またあまりに読みづらい場合は「3234番地」とアラビア数字で表記しても問題はありません。
私は年賀状を書くとき、数字が4桁のときは毎回かなり悩みます。
数字が読みづらいことで誤配が起こるのが1番怖いので、悩みに悩んで結局アラビア数字で表記することが多いです!
住所の縦書きで数字が4桁の場合は、漢数字で読みやすい方を書きますが、読みにくい場合はアラビア数字を使っても問題はありません!
住所の縦書きで郵便番号はどう書く?
住所を縦書きした場合の郵便番号は、縦書きと横書きのどちらでも問題はありません。
横書きの場合はアラビア数字で「〒123-4567」と書きましょう!
縦書きの場合は漢数字で「〒一二三ー四五六七」と書きます。
住所の番地を書くときのような「十」や「百」は使いません!
「〒」はつけなくても大丈夫ですが、つけたほうが分かりやすいですね。
私は郵便番号を書くとき、横書きしかしたことがありません。
横書きが一般的ではありますが、縦書きをしてもちゃんと配達されるそうです!
住所を縦書きする場合は、アラビア数字で横書き、漢数字で縦書きのどちらで書いても問題はありません!
住所の縦書きで0や10の数字、ハイフンはどう書く?
住所の縦書きでは、0は「〇」または「零」、10は「一〇」または「十」、ハイフンは「|」または「ノ」のどちらか読みやすい方を使います。
203号室の場合は「二〇三号室」と書きます。
「〇」を手書きで書くときは、アラビア数字と区別できるように横広がりで書きましょう!
ハイフンは「|」と書くとアラビア数字の「1」と似ていて紛らわしいので、「ノ」を使用する方が読み間違いを防ぐことができます。
住所を書くときはハイフンではなく「三丁目四番地五号」と書くと読みやすく丁寧です。
私は基本住所は印刷をしているのですが、年賀状の印刷途中でプリンターが壊れて1度だけ手書きしたことがあります。
数字をバランス良く書くことに1番苦労しました!
住所を縦書きするときは、0は「〇」「零」、10は「一〇」「十」、ハイフンは「|」「ノ」と書きましょう!
マンション・ビル名が英語の場合はどう縦書きする?
マンション名が「ABCマンション」や「KZビル」のようにアルファベット並びの場合は、そのまま縦書きで書きましょう!
マンション・ビル名が英単語になっている場合は、単語部分のみ横書きします。
「coffeeビル」であれば「coffee」の部分のみ横書きになります。
もし「ABC coffeeビル」のようにアルファベット表記と英単語表記が混在しているときは英語部分は全部横書きにします!
マンション・ビル名がカタカナなら迷わず縦書きするのですが、英語表記だと迷いますよね。
私は最初、知らずに英語もすべて縦書きにしていたのですが、単語が長いとかなり読みづらいんですよね。
アルファベット表記か、英単語表記かを見極めて書き分けることが大切ですね!
マンション名・ビル名が英語のときは、アルファベット表記なら縦書き、英単語表記なら横書きをしましょう!
まとめ
・住所の縦書きで数字が4桁のときは、漢数字で読みやすい方を書きましょう!読みづらいときはアラビア数字でも問題はありません!
・住所が縦書きの場合、郵便番号は横書きと縦書きのどちらで書いてもいいですが、横書きが一般的です!
・住所を縦書きするとき、0は「〇」「零」、10は「一〇」「十」、ハイフンは「|」「ノ」と書きましょう!
・住所を縦書きするときにマンション・ビル名が英語だった場合、アルファベット表記だと縦書き、英単語表記だと横書きをしましょう!
住所の縦書きは書き方の種類が多いのに明確なルールがないので、何か正解か悩みますよね。
1番大切なことは読みやすく書くことだと思います。
郵便局の人が読み間違えて届かなかったときが1番怖いです。
きちんと届くように読みやすい書き方を心がけましょう!