生活

刺身は翌日に食べても大丈夫?腹痛や下痢を起こす場合がある?正しい冷蔵・冷凍保存方法は?リメイクして食べよう!

スーパーで刺身を買ったけど、当日中に食べきれなかったという経験はありませんか?

生で食べるものですから、翌日食べても大丈夫かどうか心配になると思います。

どのようなときに翌日食べても大丈夫なのか、保存の仕方に気を付けないと起こる危険性、正しい保存方法、安全性のあがるリメイク方法を紹介していきます!

刺身を翌日に食べても大丈夫?

見た目や臭いに問題がなければ、基本的には翌日食べても大丈夫です。

スーパーによく売られているマグロやサーモン、白身魚は2日ほどが賞味期限とされています。

ただし、青魚(イワシ・サバ・カツオなど)は傷みやすいので当日中に食べましょう。

私は夕方スーパーに行ったときに安くなったお刺身を買って、家族3人では食べきれずに少し余ってしまうことがあります。

翌日のお昼にご飯のせて海鮮丼にして食べたりするのですが、おいしく食べられています!味がおかしかったり、体調を崩したことはありません!

青魚以外の刺身は翌日でも食べることができますが、変色していたり酸っぱい臭いがするときはやめておきましょう!

刺身を翌日に食べると腹痛や下痢を起こす場合がある?

買ってきてすぐに内臓を取り除き、冷蔵保存(4℃以下)をすれば防ぐことはできますが、アニサキスによる食中毒が原因で、まれに起こる場合があります。

アニサキスとは寄生虫の一種で、魚介類に寄生します。

魚を生で食べたときにアニサキスが胃の中にはいり、胃腸炎を起こすことがあります。

食べてから8時間以内に腹痛や下痢、嘔吐などの症状が起きます。

私の友人は居酒屋でしめサバを食べた翌日にアニサキスによる腹痛を起こしたことがあって、とてもつらかったと言っていました。こわいですよね。

切り身ではない刺身を買うときは必ずすぐに内臓を取り除き、冷蔵保存をしてアニサキスによる腹痛や下痢を起こさないように気を付けましょう!

刺身の正しい冷蔵・冷凍保存方法とは?

食中毒を起こさないために、刺身を正しく保存することは1番大切です。

冷凍保存は味が落ちてしまうので、冷蔵保存をおススメします!

冷蔵保存の場合はチルド室にいれましょう

冷蔵庫に保存する場合はキッチンペーパーで水気を拭き取り、密封してチルド室で保存しましょう!

冷蔵庫内の温度は開け閉めをすることも含めて、2~5度とされています。一方、チルド室の温度は0~3度が維持されます。

刺身の保存に適した温度は0度なので、チルド室保存が1番安全なんです!

私は前の晩に余った刺身はパックから取り出して、キッチンペーパーで包み、その上からラップでくるんでチルド室にいれるようにしています。

水気を拭き取ることを忘れずに、必ずチルド室にいれましょう!

どうしても冷凍保存したいときはゆっくり解凍しましょう

冷凍する場合も必ず水気を拭き取ってから密封して保存し、解凍には時間をかけましょう。

冷凍保存で味が落ちるのは、解凍のときに水分が出てしまうためです。

冷蔵庫に6時間程度いれてゆっくり解凍することで、水分がでづらくなるそうです。

私は味が落ちるのが嫌で冷凍保存をしたことはないのですが、解凍に時間をかければ味が落ちるのを防ぐことができそうですね!

冷凍保存する場合は冷蔵庫で時間をかけて解凍しましょう!

翌日の刺身はリメイクして食べよう!

それでも翌日の刺身が怖いと思う方は、加熱したり、漬けにしてリメイクして食べることができます。

焼いたり、煮たりして火を通すことで生で食べるよりも安全性があがります。

漬けにするときに使う醤油や料理酒で殺菌されて菌の繁殖を抑えることができます。

私は刺身が多く余ってしまったときに、ソテーや鍋の具材にすることもあります。

刺身は骨が取り除かれているので、食べやすくてオススメです。

保存するときに漬けにしておいて、翌日漬け丼にして食べたこともありますが、普通の海鮮丼とはまた違っておいしいです!

翌日の刺身は加熱や漬けにしてリメイクして食べれば、安全性もあがりますし、おいしくておススメです。

まとめ

・青魚、見た目や臭いに異変がない限りは翌日の刺身は食べても大丈夫です!

・アニサキスによる食中毒を起こす場合があるので注意しましょう!

・冷蔵保存するときはチルド室にいれましょう!

・冷凍保存したときはゆっくり時間をかけて解凍しましょう!

・刺身を加熱したり漬けにしてリメイクすることで安全性はがあがります!

スーパーで買ってきたお刺身、今日食べきれなかったけど大丈夫かな?と思ったときは、正しい保存方法で安全に気を付けて食べましょう!

やはり生で食べるものなので、できる限りは当日中に食べたほうが安心ではあります。

翌日に異変がないかはしっかり見極めることが大切です。