古民家などの物件をリノベーションして住む人が増えています。
古い建物は味があり魅力的。
ですが、「虫が多くて困っている。」という話を聞いたことがありませんか?
住宅が古くなると隙間などができ、虫が侵入しやすくなっていたり、虫が繁殖してしまっている場合も。
今回は古い家での虫の出やすい環境と対策をご紹介します。
虫の出やすい環境はこの5つ
古い家に住んでいるとどうしても虫にまつわる悩みはつきものです。虫が出やすい家には特徴があります。5つの特徴がいくつ当てはまるかチェックしてみましょう。
隙間の多い家
家が古くなってくると、隙間ができてくることがあります。
立て付けが悪くなっていたり、サッシに隙間ができていたり。
気付いていないうちに、家の老朽化が進んでいることが原因で、虫が家の中に入ってきてしまっている事が多いでのす。
網戸が破れていたり、網目が大きすぎていたりすることもあります。
隙間をみつけたら、なるべく修繕して、無くすようにしましょう。
湿気がこもりやすい
湿気が多い家は虫が繁殖しやすくなります。
なるべく換気をするようにしましょう。
川や池など水辺が近い場合も虫が入ってくる可能性が高くなります。
入って来れないような対策をしておきましょう!
自然が近い
自然が豊かな場所は虫が繁殖しやすいので、家の中に入ってしまうことが多いでしょう。
庭の草とりをや木の剪定をしていないという場合も虫が大量に繁殖してしまいます。
庭はきれいに整えておく。
虫が苦手な場合は、周辺の環境は変えられないので、自然の多い場所の家は選ばない事も大切です。
飲食店が近い
飲食店が近いと虫が寄ってきやすいと言われています。
食材を扱っていると、虫が餌を得るために寄って来やすく、生ごみの処理などをきっちりとしていないと、ハエやゴキブリが発生しやすくなります。
掃除が行き届かない家
掃除が行き届かない家は虫が発生しやすくなります。
生ごみが虫の発生源になる事は容易に想像できると思いますが、それだけではなく、皮膚や髪が落ちているとダニなどの餌になりやすいのです。
掃除は定期的に行うようにしましょう。
不要な段ボールなどの紙ごみはゴキブリなどのすみかになってしまうことがあります。
紙ごみはため込まずに捨てるようにしましょうね。
古い家で虫を寄せ付けない対策
古い家でも対策で、ある程度虫を寄せ付けない事ができます!
家族で協力して対策をしていきたいですね。
隙間をふさぐ
隙間は気づかない部分にある場合も多いです。
建具などの歪み、網戸の破れなどは直していきましょう。
自分で修理が難しいものは専門の業者をお願いしてくださいね。
網戸の張り直しはコツをつかめば、案外簡単にできるようになるので、チャレンジしてみてはどうでしょうか。
また、網戸が正しく使えておらず、隙間から虫が入っている場合もあります。
窓を開ける方向を間違えがないか見直しましょう。
掃除をする
普段掃除をしないクローゼットや押入れなどは定期的に掃除をするようにしましょう。
排水口や、生ごみ受け、ゴミ箱なども掃除をしておかないと虫が発生しやすくなります。
ゴミは蓋をする
生ごみに限らず、ゴミは蓋をするようにしましょう。
臭いで虫が寄ってきやすくなりますし、虫が入り込んでしまって餌になってしまう場合も。
ゴミ箱は蓋がついていることが望ましいです。
蓋だけではなく、生ごみは袋を二重にする、ゴミはため込まずにマメに捨てるようにしましょう。
換気をする
湿気が多いと虫が繁殖しやすくなります。
換気は定期的に行いましょう。
湿気がこもりやすく、換気のしにくい部屋はサーキュレーターを使用したり、除湿器を使用するようにすると良いですね。
防虫剤を使用する
衣類はもちろんですが、防虫効果のあるアロマや防虫剤を使用して虫の侵入と繁殖を防ぎましょう。
スプレーをしておくと虫を寄せ付けないもの、窓辺に吊り下げておくタイプ、屋外の地面に撒いておくタイプとバリエーションがたくさんあるので、組み合わせて対策をするといいですね。
赤ちゃんやペットがいる場合は、誤って口にしないような場所に設置しましょう。
蚊の防虫効果のあるアロマで代表的なものはシトロネラですが、犬に使用している人もいますので、ペットの蚊の対策におすすめです。
古い家で虫がいた時の対策
対策をしていても、虫が入ってしまったり、家の中で繁殖してしまうことは少なくありません。
そうなってしまうと、虫と同居するか、駆除するかの2択しかなくなります。
虫と同居することはなるべくしたくないので、駆除する方法をここではご紹介します。
殺虫剤を使用する
殺虫剤は虫によって効くものが違ってきますので、駆除したい虫に対応しているかを確認して購入、使用してください。
置いておくだけで、毒餌を巣穴に持ち帰って死滅してしまうものから、スプレータイプ、粘着テープに貼りつくタイプと様々あります。
殺虫剤を使用する時に、水槽がある家やペットや赤ちゃんがいる家では使えない物があります。
注意書きをよく読んで、使用するようにしましょう。
叩いて駆除する
虫と出くわしてしまった時に、その場に必ず殺虫剤があるとは限りません。
殺虫剤を取りに行った隙にいなくなってしまう可能性もあります。
そんな時は叩いて駆除するしかないですね。
蚊などは手でパンパン叩いている人もいると思いますが、逃げられる事も多いのです。
コレといったグッズがなくてもできる手軽な駆除方法ですが、難易度は少し高めです。
まとめ
古い家は虫が入ってきやすい要因があります。
立地などは変える事ができませんが、注意をすることはできますね。
引っ越しを考える時は、このような事を参考に物件を選ぶ事もよいですね。
対応策は小さな積み重ねですが、効果はありますので、家族で頑張って気をつけていきましょう。