朝は子供にたくさん朝ごはんを食べてもらいたい
朝ごはんはパンではなくご飯を食べてほしい
ご飯やおかずに汁物、様々な食材を食べて登園・登校してもらいたい
成長期の子供の朝ごはんは、栄養バランスの整ったものを食べてもらいたいですよね。
しかし、子供がパンしか食べない、和食を用意したいけど朝は忙しくて時間がない、といった悩みもあるでしょう。
子供が喜ぶ朝ごはんはどんなものがあるのでしょうか?
また、子供が朝ごはんを食べてくれないときの対処法もご紹介します。
子供の朝ごはんは和食がおすすめ
子供の朝ごはんはご飯ですか?パンですか?
朝ごはんは、ご飯に焼き魚とお味噌汁といった和食が理想だけど、焼くだけで簡単に用意できるパンだけといった家庭も多いと思います。
しかし、朝ごはんにおすすめなのは和食です。
なぜ洋食よりも和食の方がよいのでしょうか?
ひとつめの理由として、和食と洋食でのおかずの違いが考えられます。
和食と洋食のおかずといえば下記のようにイメージする方も多いはずです。
和食(ご飯に合うおかず)
- 焼き魚
- 納豆
- 卵焼き
- おひたし
- お味噌汁
洋食(パンに合うおかず)
- ウインナー
- オムレツ
- サラダ
- コーンスープ
一般的に洋食のおかずは脂質が高くなりがちです。
また、汁物もコーンスープよりお味噌汁の方が野菜がたくさんとれます。
朝ごはんが洋食だと、トースト1枚で済ませてしまうこともあるでしょう。
しかし、和食だとご飯だけでは完結せずに、おかずを複数食べる傾向があります。
脂質を抑え、おかずをたくさん食べれるの和食は朝ごはんにぴったりです。
和食が朝ごはんにおすすめなふたつめの理由は、かむ回数です。
パンに比べてご飯の方がかむ回数が多くなります。
よくかむことで消化や吸収がよくなったり、虫歯予防にもなります。
また、かむ回数が多くなると脳の働きが活発化されるので、朝ごはんには和食がおすすめです。
子供が喜ぶ簡単に作れる和食の朝ごはん
米(おにぎり)
和食の主食といえばお米ですね。
ご飯をお茶碗によそって食べるのもいいですが、おにぎりがおすすめです。
食が細い子はご飯だけでお腹いっぱいになり、おかずまで食べられないこともあります。
そういうときは、いろんな食材をご飯にまぜておにぎりにしてみましょう!
おすすめのおにぎりレシピをご紹介します。
しらすとかつお節をまぜるだけで簡単に作れます!
朝時間がないときも短時間で完成します。
しらすはカルシウム、タンパク質を多く含んでいるのでおすすめの食材です。
朝ごはんに魚を食べさせたい!と思うお母さんは多いのではないでしょうか?
しかし、子供が魚嫌いだったり、骨を取り除くのが大変…。
そんなときは、鮭フレークを使ってみましょう。
朝から手軽に魚を食べられます。
レシピの名前だけで食欲が湧いてきそうですね。
部活の朝練がある子には、朝ごはんにお肉を食べてもらってスタミナをつけてもらいましょう。
作り方も難しくありませんし、味付けは焼肉のタレで完成です。
副食
朝ごはんは野菜に卵と魚も食べさせたいけど、作るのが面倒だと感じていませんか?
朝の時間がないときでも簡単に作れる副食のレシピをご紹介します。
和食の定番メニューです。
ふっくらとしたブリと甘めのタレが食欲をそそります。
カニカマ入りの卵焼きです。
中華あんがかかっているので、ご飯の上にのせて食べるのもいいですね。
野菜嫌いの子供も多いですが、かぼちゃは甘いので野菜の中でも食べやすい部類に入ります。
かぼちゃの皮にはβカロテンと食物繊維が多く含まれています。
βカロテンは摂取するとビタミンAに変わります。
ビタミンAは目や皮膚の粘膜を健康に保ってくれたり、免疫力を高める効果があります。
汁物
主食、副食で野菜をあまりとれない場合には、汁物で野菜を補いましょう。
おかずにほうれん草を出しても食べてくれないときは、お味噌汁にいれてみましょう。
ほうれん草はビタミンCや鉄分が豊富な野菜なので、お汁で手軽に摂取できるのは嬉しいですね。
朝から汁物を作るのが面倒、でも作らないといけない…
そんなときは、インスタントのお味噌汁を使ってみましょう。
インスタントのお味噌汁に納豆を入れると、納豆汁のできあがりです!
納豆をお汁の中に入れることでねばねばが無くなり、食べやすくなりますね。
とにかく野菜がたくさん食べられます。
また、豚肉が入っているので野菜だけのお汁よりも食べてくれるのではないかと思います。
子供が朝ごはんを食べてくれない理由
眠たい
朝起きてすぐにご飯を食べるのは、なかなか難しいです。
眠たいのにご飯を用意されても食べる気が起きません。
まずは、いつもより早めの起床をしてみましょう。
早起きができないときは、就寝の時間を早めてみましょう。
当たり前のことかと思われますが、早寝早起きは朝ごはんをゆっくり食べるのにとても重要なことです。
小食
もともと食事の量が少ない子は、朝ごはんは特に食べられません。
小食の子にとって、ご飯におかず、そして汁物…とたくさん料理を並べられても、食べる気が失せるだけです。
小食の子の朝ごはんは、品数をひかえめにするのがポイントです。
和食より洋食が好き
ご飯よりパンが好きだという子も多いと思います。
パンだと手づかみで食べやすい、というのも理由のひとつかもしれません。
しかし、塩分が多いパンよりはご飯をおすすめします。
子供が手づかみしやすい大きさのおにぎりを作ってみましょう。
また、普段から朝ごはんに菓子パンを食べていると、甘いものが欲しくなります。
甘いのもが食べたいときはデザートとして果物を用意するのがおすすめです。
まとめ
- 子供の朝ごはんは洋食より和食がおすすめ
- ご飯をおにぎりにすることで食べやすくなる
- おにぎりに具材を混ぜるとカルシウムやビタミンを摂取できる
- 朝ごはんを食べてくれないときは、早寝早起きなど生活習慣を見直す
- 甘いものが欲しいときは菓子パンではなく果物を食べる
