スマホアプリを使うと無料で長時間通話できるので、ついつい寝落ちしてしまうこともありますよね。
寝落ち電話をすることで、彼氏や友人と一緒に過ごしてる気持ちを感じることができます。
彼氏と遠距離恋愛中であったり、忙しくてなかなか会えなかったりなどの理由で、寝落ち電話が習慣になっている人も多いのではないでしょうか。
無料だからと言って頻繁に寝落ち電話をすると、思わぬ事故に繋がる恐れがあります。
この記事では、寝落ち電話が危険な理由や、対策などをご紹介します。
寝落ち電話が危険な理由
早速ですが、寝落ち電話が危険な理由を説明していきます。
イヤホンによる事故
イヤホンのコードによる事故
イヤホンのコードが首に絡まることにより、事故に繋がる恐れがあります。
最悪の場合、窒息死する可能性もあるので、イヤホンを使用して寝落ち電話をするのは絶対にやめましょう。
中耳炎などの病気が発生する恐れ
耳栓と同様に、イヤホンで長時間耳を塞ぐと、炎症を起こし、中耳炎や外耳炎を起こす可能性があります。
また、イヤホンやヘッドホンで長時間音を聴き続けると、耳はダメージを負います。
1時間連続で使用した場合は、5~10分以上は耳を休ませることが推奨されています。
寝落ちしている状態では、ほとんど無音かもしれませんが、電話をしていると1時間はあっという間なので、イヤホンやヘッドホンの使用は控えた方がいいかもしれません。
他にも、耳カビが発生したり、イヤホンコードの断線などにより感電したりすることもあります。
火傷の危険性
「スマホで火傷なんてするの?」と疑問に感じる人もいらっしゃるかもしれません。
ここで注意していただきたいのが「低温火傷」です。
長時間の使用でバッテリーに負荷がかかり、スマホが発熱します。
寝ている状態だと多少の発熱では目覚めません。
また、就寝中は長時間同じ体勢のまま動かないので、皮膚の同じ場所に発熱したスマホが触れ続け、低温火傷になる恐れがあるのです。
特に下記の条件で、スマートフォンが熱くなる可能性が高いです。
- 充電中のスマートフォン
- 室内が暑い
- 長時間の通話
- バッテリーが劣化している
他にも、スマホカバーによっては密閉性が高く、熱が放出されにくいものもあります。
同様に、布団の中にスマホが入り込んでしまうと、スマホの熱が放出されにくくなり、低温火傷になる恐れがあります。
発火・発煙の恐れ
スマホのバッテリーは使用状況や経年で劣化します。
劣化などでバッテリーに異常があると、発火や発煙に繋がることもあります。
万が一、寝落ち電話中に発火や発煙があると、大事故に繋がる恐れがあります。
寝落ち電話による危険を防ぐには?
そんな方のために、寝落ち電話による危険を防ぐ方法をご紹介します。
充電しながら寝落ち電話をしない
多くの人は、充電中のスマホが熱くなった経験があるのではないでしょうか。
充電しながら、スマホを使用すると更に発熱しやすくなります。
充電しながら寝落ち電話をするのはやめましょう。
バッテリーにも負荷がかかり、バッテリーの寿命が短くなるデメリットもあります。
イヤホンを使用しない
寝落ち電話をするときは、スピーカーモードを使用しましょう。
スピーカーモードを利用することで、イヤホンが首に絡まる事故や、耳を塞ぐことで発生する病気を防ぐことができます。
スマートフォンを置く位置を工夫する
寝落ち電話をするときは、スピーカーに設定したうえで、スマートフォンを身体から離れた場所に置きましょう。
枕の付近に置くと寝ている間に皮膚に触れたり、布団に入り込んだりする恐れがあるので、サイドテーブルなどに置くことをお勧めします。
スマートフォンに違和感がある場合は早めに対応する
日常でスマホを利用するときに、異常に発熱するなど違和感がある場合は早めに対処しましょう。
スマホ自体が古い場合は、バッテリーを交換するか、買い替えを検討してもいいかもしれません。
長時間の通話をしない
あらかじめ、
- どちらかが寝たら通話を終了する
- 眠気を感じたら遠慮なく伝える
などのルールを決めておきましょう。
無理して電話を続けても、熟睡できずお互いのためになりません。
大切な存在だからこそ、お互いのためにルールを決めておきましょう。
まとめ
寝落ち電話の危険性について説明させていただきました。
以上となりますが、少しでも参考になれば幸いです。