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対人恐怖症の人の原因とやってはいけないこととは?克服する方法はあるの??

対人恐怖症という症状は皆さんもよく耳にするかと思います。

よく聞くものではあるものの、詳しくは知らないという方も多いのではないでしょうか?

最近では、SNSなどの影響によって対面で話す機会が減り、人と面と向かって話すのが苦手になる人が多いようです。

今回は、対人恐怖症とは何なのか、対人恐怖症の人がやってはいけないことは何か、対人恐怖症の原因はどんなものがあるのか、克服する方法はあるのかを解説していきたいと思います。

対人恐怖症とは?

対人恐怖症とは、自分が他人にどう思われているかについて不安になり、他人との交流や人前での行為などの不安が生じそうな状況を回避することにより、日常生活に支障が出ている状態のことです。

対人恐怖症は社会不安症ともいわれており、おもな症状として以下のものがあげられます。

赤面症…対人関係の場面などにおいて過剰に緊張したり、恥ずかしい思いをして顔が赤くなること。

視線恐怖症…目線に対して、必要以上に気にしてしまい人がいる場所において大きな苦痛を感じてしまう疾患のこと。

醜形恐怖症‥身体醜形障害とも呼ばれ、実際には存在しない些細な欠点にとらわれてしまい、自分の身体や美醜に極度にこだわってしまう症状のこと。

他にも多汗症、体臭・口臭恐怖症、雑談恐怖症など人によって様々な症状がありますが、本質的には、人前で症状が出ることを恥ずかしがって不安になり、意識がその一点に集中し、逆に症状が悪化してしまう仕組みは同じです。

対人恐怖症が発症してしまう原因は?

対人恐怖症の原因とは何でしょうか?

結論から申し上げますと、まだ明確な原因というのは分かってはおりません。しかし、研究によっていくつかの原因があると考えられているので紹介したいと思います。

対人恐怖症が発症してしまう原因① 脳内の神経伝達物質の乱れ

対人恐怖症が発症してしまう原因の1つは、脳内の神経伝達物質の乱れです。

脳内には約140億個の神経細胞があり、神経伝達物質が神経細胞を制御することで脳の機能は調節されているのですが、神経伝達物質のバランスが乱れることが対人恐怖症の発症の原因とされています。

特に、精神を安定させる作用がある「セロトニン」という神経伝達物質の量の低下が、対人恐怖症の発症に関係していると考えられているそうです。

対人恐怖症が発症してしまう原因② 性格

対人恐怖症を発症している方の性格には、いくつかの共通点があります。

・心配性

・神経質

・不安を感じやすい

・完璧主義

もともとの性格が一つの要因となっているため、以上のような性格的傾向がある人は対人恐怖症になりやすいといわれています。

対人恐怖症が発症してしまう原因③ 育った環境や過去の経験

家庭環境や学校、会社の職場環境によっても対人恐怖症を発症してしまうことがあります。

親とのコミュニケーションがなかったり、親に対しておびえながら暮らしている子供は内向的な性格になってしまいがちで、他の人と上手く話すことができなくなってしまうようです。

また、学校や職場でいじめを受けていた場合も発症する原因となります。

対人恐怖症の人がやってはいけないこと

次に、対人恐怖症の人がやってはいけないことをいくつか説明したいと思います!

対人恐怖症の人がやってはいけないこと① 相手のきもちを考えすぎてしまう

・こんなことを言ったら、相手に変に思われてしまう…

・自分の行動がほかの人の迷惑になるかも…

・悪い反応をされるのが怖いからやめよう…

相手の気持ちを考えすぎて、上記のような気持ちになることってありますよね。

相手の気持ちを深読みしようとすると、たいていはマイナスのことしか思い浮かびません。

しかし、同じ言葉や行動でも、受け取る人の価値観によって相手のきもちは変わると知っていると少し気が楽になります!

例えば、自分が電車を譲ろうと声をかけても、素直に感謝してくれる人もいれば、おせっかいと感じてしまう人もいるのです。

円滑な人間関係を築くために相手の気持ちを考えることも大切ですが、考えすぎることは、対人恐怖症で悩んでる人がやってはいけないことの一つです。

対人恐怖症の人がやってはいけないこと② 悲観した考え方ばかりもつ

今の自分や将来の自分に対しての漠然とした不安など悲観的な考え方ばかりしていませんか?

何事もマイナス的思考で考えてしまうことは、自分で自分を苦しめていることになります。

「努力してもどうせ報われない」「自分は能力がないから無理」などネガティブな言動ではなく、「自分ならできる」と自信を持って、常に前向きに物事を考えるようにしましょう!

悲観的な考え方を持っていると、様々なことに対して不安や不満を感じやすいため、消極的になりがちです。

対人恐怖症で辛いときは、悲観した考え方ばかりするのもやってはいけないことの一つです。

対人恐怖症の人がやってはいけないこと③ 自己批判をしてしまう

「自分はダメな人間だ」

「こんなことも自分はできないのか」

など、つい自分に厳しく言ってしまうことはありませんか?

自己批判してしまうということは、無意識に自分自身を傷つけているということです!

自己批判することによって、自分の自信がなくなっていき、人と関わることも怖くなっていきます。

対人恐怖症の人だけではないですが、自己批判することはやめて、自分に優しく、許容する心をもちましょう!

対人恐怖症を克服するには

対人恐怖症を克服するうえで大事なことは、自分を受け入れるということです。 

対人恐怖症の人は一見、「他人を怖がること」と思われがちですが、実は、「他人がどう思うか」が怖いのです。

つまり、他の誰かを気にしているのではなくではなく、一番気にしているのは自分自身なのです。

「自分はこういう人間だ」

「今の自分はこうなんだ」

克服するためにはありのままの自分を受け入れ、見つめ直す必要があります。そのためにも、まずは自分の意識や価値観を少しずつ変えていきましょう。

思っていること、感じていること、考えていることを一つひとつ自分と対話していきます。

自分と対話することによって、心が整理されて、気持ちが落ち着いていくでしょう。

そうすることによって、これまでの人間関係や物事の見方だったり、感じ方、受け取り方も変わるはずです。

対人恐怖症でつらい思いをしている方は、まず自分を受け入れ、見つめる時間をつくってはいかがでしょうか。

まとめ

・対人恐怖症にも様々な症状があり、原因も人によって個人差があります。

・対人恐怖症の人は、ネガティブな感情を持ってしまいがちなので、ポジティブな感情を持つことが大切です。

・対人恐怖症でつらい思いをしている人は、自分を受け入れ、対話してみましょう。

 

 

 

 

 

 

 

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