急に瞼が重くなった経験はありませんか?
単なる疲れだと思って放置しておくと、悪化してしまうことも…。
今回は瞼が急に重くなる原因とその対処法をご紹介します。
原因を調べて、しかるべき対処をしましょう!
急に瞼が重くなった…その原因は?
まずはじめに、急に瞼が重くなる原因をご紹介します。
自分に当てはまる症状がないか確認してみてください。
ドライアイ
まず一つめに考えられる原因は、ドライアイです。
スマホやパソコンの画面を見すぎや暖房によって目が乾燥してしまうことが原因です。
乾燥によって涙の分泌量が減少し、異常をきたします。
涙の分泌量は交感神経に関わっているため、ストレスが多い人もドライアイになりやすい傾向にあります。
ドライアイの症状について紹介するので、当てはまるものがないか確認してみてください。
- 目が乾いた感じがする
- 目が痛くなる
- 目がごろごろする
- 白い目やにが出る
- かすんで見えるときがある
以上の項目に当てはまった人は、ドライアイの可能性があります。
一度眼科に行くことをお勧めします。
睡眠不足
続いて考えられる理由は睡眠不足です。
寝起きや徹夜明けなどの眠たいとき、私たちは瞼が重く感じることがあります。
睡眠不足が続くと、目だけではなく心身のあらゆる部分に影響が出ます。
睡眠不足には気を付けましょう。
また、就寝前のスマートフォンの使用は睡眠の質を悪くします。
もし睡眠の質が悪いと感じたら、就寝前の30分間はスマートフォンの使用を控えてみましょう。
瞼が重いときは睡眠不足になっていないかを振り返り、睡眠時間と睡眠の質に気を付けてみてください。
眼瞼下垂
瞼が重くなる原因として考えられるものに、眼瞼下垂があります。
眼瞼下垂とは、目を開けるための筋肉が弱り、目の開きが悪くなることです。
瞼が黒めにかぶさっている場合は眼瞼下垂と診断され、保険適用で手術を受けることができます。
眼瞼下垂の治療手術では、伸びた瞼を切って縫合し瞼が黒目にかからないようにします。
一重の人の場合は眼瞼下垂の手術の際に同時に二重にしてもらうことができる場合があります。
眼瞼下垂を放置すると、視野が狭まって視力が落ち、頭痛や肩こり、疲労の原因になります。
眼瞼下垂の可能性がある方は眼科の受診をお勧めします。
ものもらい
最後にご紹介する瞼が重いと感じる原因は、ものもらいです。
ものもらいとは、細菌に感染することで瞼の一部が腫れる急性化膿炎症のことで、正式名称を「麦粒腫」といいます。
ものもらいになると目に違和感を覚え、目を触ったりまばたきをすると痛みを感じます。
数日すると自然と膿が出て治ることが多いですが、悪化することも稀にあるようです。
瞼が重いと感じたら、ものもらいができていないか確認してみてください。
瞼が重いときの対処法
瞼が重いと感じたときの対処法をご紹介します。
いくつかご紹介するので自分に合いそうなものを試してみてください。
蒸しタオルで瞼を温める
1つ目は蒸しタオルで瞼を温めるという対処法です。
目が疲れているときやドライアイの可能性がある時は蒸しタオルで目を温めるのが効果的です。
リラックス効果も期待できます。
水で濡らしたタオルをレンジでチンすれば簡単に蒸しタオルをつくることができます。
目が疲れているときや乾いているときは目を温める
瞼を冷やす
続いては瞼を冷やすという対処法です。
先ほど紹介した瞼を温めるという対処法とは正反対ですが、冷やした方が良い場合もあります。
炎症や腫れ、痛みが瞼が重い原因になっていると感じたときは瞼を冷やしてみてください。
保冷剤をタオルに包んだものを瞼に当てるか、氷水に浸したタオルを絞って使ってください。
腫れや痛みが原因で瞼が重いときは目を冷やす
マッサージをする
目をマッサージするのも効果的な対処法の一つです。
マッサージのやり方をご紹介します。
1.眉をつまんでほぐす
2.瞼を内側から外側に指の腹で優しく流す
3.手をグーにして指の骨でこめかみのあたりをマッサージする
瞼が重いと感じたときにやってみてください。
力が入りすぎないように、慎重に優しくマッサージしてください。
まとめ
今回は、瞼が急に重くなったときの原因と対処法をご紹介しました。
瞼が重いのは疲れや病気のサインです。
要注意して自分に合った対処法で改善してみてください。