生活

梅干し用の重石は代用できる?なぜ重石を使わなければいけないの?お勧めの代用品を紹介!代用品を使う場合の注意点は?

皆さん、梅干しは好きですか?

梅干しはご飯のお供に最高ですよね!

梅干しは、疲労回復や、抗酸化作用による美肌効果・老化防止等、様々な効果が期待できるためスーパーフードとしても注目されています。

Saya
Saya
特に美肌・老化防止に効果があることは素敵ですよね!

そんな梅干しを、ぜひご自分で漬けてみてはいかがでしょうか?

自分で漬けることで、塩加減等、自分好みの梅干しを作ることができます。

ただし、自分で漬ける場合は、道具を揃えなくてはなりません。

特に重石については、形・重さが様々のため、「何を購入したら分からない」という方も多いのではないでしょうか?

そもそも、梅干しをつける場合、重石は本当に必要なのでしょうか?

重石が必要なら、別なもので代用できないのでしょうか?

今回は、梅干し用の重石に最適な代用品と、代用品を使う場合の注意点を説明したいと思います。

なぜ重石を使わなければいけないの?

重石を使う理由は、梅の実から、梅酢と呼ばれるエキスが良く出るようにするためです。

梅酢とは、梅の実から出てくる水分のことです。梅の実と一緒に漬けている塩により、抽出されます。

梅の実が梅酢に漬かることで、味が良くなり、保存力も高まります。

梅酢をより多く出すために、梅の実に上からギューッと重さをかけてギューッと梅酢を出すために重石を使います。

実は、重石は使わなくても、梅酢は出てきます。梅の実自身の重さがかかるためです。

しかし、重さが底の方の梅の実にしかかからないため、重石を使ったとき程梅酢の出る量は多くありません。

この場合、梅の実を漬けている容器を転がして、梅の実に満遍なく梅酢をかけてやる必要があります。

小さい容器ならまだしも、数Kg分の梅の実が入った大きい容器を転がすことは、とても大変です。

Saya
Saya
余計な手間をかけるより、楽して美味しい梅干しを作りたいですよね?

楽して美味しい梅干しを作るため、梅の実を漬ける際には、重石はしっかり使いましょう。

お勧めの代用品を紹介!

結論から言うと、重量があれば様々な物で代用できます。

まずは、梅干しを漬ける際の重石の使い方を見てみましょう。

  1. 梅の実の上に落とし蓋を載せる。
  2. 落とし蓋の上に、梅の実の2倍程度の重石を載せる。
  3. 梅の実が完全に漬かる程梅酢が出てきたら、梅の実が梅酢から出てくることを抑えるため、軽めの重石を載せる。

つまり、重石に適している物は、ある程度重量があり、重さの調整が簡単な物ということになります。

以上の条件から、重石の代用品として、適している物を紹介していきます。

辞典等、重さのある本をビニール袋に入れて、重石の代用品として使います。

本の冊数を変更することで、重さを変更することができます。ご自宅に文庫本や辞書等、様々なサイズの本がある場合は丁度良さそうですね。

注意点としては、梅の香りが本に付きます。大事な本に梅の香りが付くとショックですよね?

重石に使う場合は、大事な本ではなく、読まなくなった本・雑誌等を重石代わりに使いましょう。

ペットボトル

ペットボトルに水を入れ、ビニール袋で包んで使います。

ペットボトルに入れる水の量を変えることで、重量を調整することもできます。

ペットボトルには様々なサイズがあるため、色々なサイズの容器に対応可能です。使い勝手が良さそうですよね。

ただし、形が細長く、バランスよく載せることが難しいかもしれません。

バランス良く載せないと、重さがかかる面にムラが出てしまい、美味しくできない場合があります。

重石として使う場合は、落とし蓋の上にバランスよく載せるように気を付けるか、小さめなペットボトルを敷き詰めるように載せると良いでしょう。

お米

お米をビニール袋に入れて重石として載せます。重量の調整が楽な上、どのような容器にもフィットし易いため、とても使い勝手が良いと言えるでしょう。

ただし、こちらも本と同じように、梅の香りがお米に付いてしまいますので、注意しましょう。

梅の風味がお米についてしまった場合は、梅風味の炊き込みご飯や酢飯にする等、梅の風味を活かして調理すると美味しく召し上がれます。

お皿

落とし蓋の代わりに、容器の大きさに合った皿を置き、その上にお皿を重ねていくことで、重さをかけていきます。

この方法は、特に、梅干しを漬ける際に必要な落とし蓋が無い方にお勧めです。

ただし、容器に対して小さめなお皿を使用すると、落とし蓋としての役割を果たせません。

丁度良いサイズのお皿が無い場合は、落とし蓋を用意し、その上からお皿を載せると良いでしょう。

代用品を使う場合の注意点は?

代用品をビニール袋で何重にも包むことが大事です。

ビニール袋は破れやすいため、中身がこぼれてしまわないようにするためです。

お米がビニール袋からこぼれて、梅酢に漬かってた、なんてことになったら悲しいですよね。

本やペットボトルを使う場合も、そのまま使うのではなく、可能であれば消毒し、ビニール袋に何重も包んで、外気に触れさせないようにしましょう。

まとめ

  • 楽して美味しい梅干しを作るためには、重石は必要!
  • 重石は、ある程度重さが有り、調整し易いものが、代用品として向いている。
  • 本やペットボトル等、身の回りの物でも重石の代用品になる。
  • 代用品はビニール袋を何重にも包み、中身が出てこないように注意しましょう!

重石は、梅干し等、漬物を作る以外、なかなか用途はありません。

「わざわざ重石を買わなければいけないの?」と考えている方にとっては、代用品でまかなえると嬉しいですよね。

道具を揃える手間も省けるということで、是非とも梅干しを自分で漬けてみてはいかがでしょうか。

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