梅干しを作るときにできる梅酢には、梅干しと同じように体に嬉しい効果がたくさんあります。
私は毎年梅干しを作っていて、できた梅酢を少しずつ料理に使っています!
大量に使わないからこそ、腐ってしまわないか心配になりますよね。
梅酢は塩分濃度によって賞味期限や保存方法が変わります。
今回は梅酢の賞味期限と保存方法、保存容器の選び方や消毒の仕方について解説していきます!
梅酢はどのくらいで腐るの?賞味期限は?
一般的な梅酢の賞味期限は、きれいな状態で保存をしていれば、5~6年です!
一般的な梅酢とは、塩分濃度が20%程度のものです。
梅酢の塩分濃度が10%程度の場合の賞味期限は約半年と短いので注意してください!
- 塩分濃度20%程度⇒賞味期限5~6年
- 塩分濃度10%程度⇒賞味期限半年
塩が多ければ多いほど、防腐作用が働くので長持ちします!
塩分濃度が高いと、雑菌が活動することができません。
逆に塩分濃度が低いと、フタの開け閉めで雑菌やカビが発生する可能性が高くなります。
私は梅酢を作るときは、塩分濃度の高いものと低いものを2種類作っています!
忘れないように、容器に梅と塩の量をメモして貼っておくのがおススメです!
賞味期限が長いとは言っても、1番おいしいのは最初の半年なので、早めに使い切るようにしましょう!
梅酢の賞味期限は、塩分濃度が20%程度の場合は5~6年、10%程度の場合は半年です!
梅酢の保存方法は?
梅酢を保存するときは、梅酢をきれいな状態にする必要があります。
梅酢の中には、一見きれいに見えても梅干しやシソのかけらが沈んでいます。
コーヒーフィルターやキッチンペーパーなどで梅酢をこして、沈んでいるものを取り除きましょう!
また、保存温度は塩分濃度によって違うので注意が必要です!
- 塩分濃度15%以上⇒常温の日が当たらない場所で保存
- 塩分濃度15%以下⇒冷蔵庫にいれて保存
私も毎年保存する前に梅酢をこすのですが、シソのかけらがいっぱい出てきます!
きれいに見えたとしても必ずこすようにしてください!
梅酢は保存する前にこして沈殿物を取り除き、塩分濃度が15%以上であれば常温、15%以下であれば冷蔵庫で保存しましょう!
梅酢の保存容器はどんなものを選ぶ?
梅酢の保存には金属製ではないフタ付きの容器を選びましょう!
なぜ金属製がよくないのかというと、錆びてしまうのと、梅の酸で黒く変色してしまうためです。
フタの部分のみ金属製の容器も、梅酢がつくと錆びてしまうのでやめておきましょう!
確実に密閉できるものであれば、陶器やペットボトルでも大丈夫です。
私は毎年、雑貨屋さんに売っているガラス製の容器を使っていますが、消毒しやすいのでおススメです!
初心者でも失敗しにくいのはガラス製の容器だそうです。
梅酢の保存容器は金属製ではないフタ付きのものにしましょう!
梅酢の保存容器の煮沸消毒が必要?
梅酢を保存する前に、雑菌やカビを発生させないためにも保存容器は必ず煮沸消毒をしましょう!
- 保存容器が入る鍋を準備します
- 鍋に水と保存容器を入れ、沸騰させます
- 15分ほど火にかけます
- 鍋から出してしっかり乾燥させます
- 煮沸消毒ができるのは、ガラスや陶器製の保存容器の場合です!
- 沸騰したあとに保存容器を入れると、ガラスが割れてしまう可能性があるので、先に保存容器をいれてから火にかけましょう!
プラスチックやペットボトルの場合や、保存容器が入る鍋がない場合はアルコール消毒も可能です。
アルコール濃度が35度以上のお酒にキッチンペーパーを浸して、瓶の内側をしっかりと拭いてください!
私はガラス製の容器を使っているので、必ず煮沸消毒をしています!
梅酢の保存容器がガラス、陶器製の場合は煮沸消毒、プラスチックやペットボトルの場合はアルコール消毒をしましょう!
まとめ
- 梅酢の賞味期限は、塩分濃度が20%程度の場合が5~6年、10%程度の場合は半年です!
- 梅酢は保存する前にこして沈殿物を取り除き、塩分濃度が15%以上の場合は常温、15%以下の場合は冷蔵庫で保存しましょう!
- 梅酢の保存容器は、金属製ではないフタ付きのものにしましょう!
- 梅酢の保存容器がガラスや陶器製の場合は煮沸消毒、プラスチックやペットボトルの場合はアルコール消毒をしましょう!
梅酢は塩分濃度によって、賞味期限や保存方法が変わります。
作るときに忘れないように濃度をしっかりメモしておきましょう!
梅酢は料理にももちろん使えますし、まな板の消毒や水垢の掃除にも使うことができます。
正しい保存方法で梅酢を楽しみましょう!
