今回は、特定の人の声が聞こえない原因について紹介していきます。
加齢やストレスが原因、または、『聴覚情報処理障害』の可能性もありますので、詳しく解説していきます!
特定の人の声が聞こえないのは加齢が原因?
特定の人の声が聞こえない1つの原因は加齢による聴力の低下です。
特に声が聞こえない相手が、小さな声や早口である場合は、加齢による聴力の低下が原因の場合が多いです。
年齢を重ねると、早いスピードの言葉を聞き取る能力が低下していくんです!
お年寄りは小さな声が聞き取りづらいことが多いので、耳元で大きな声でゆっくり話しかけますよね。
周囲の人にゆっくりと大きな声で話してもらう、それでも聞こえにくい場合は補聴器を検討してみるのもいいかもしれません!
特定の人の声が聞こえない原因は、加齢による聴力の低下が考えられます。
ご自身の年齢や、聞こえない相手が早口や小さな声かどうかで判断しましょう!
特定の人の声が聞こえないのはストレスが原因?
次に、特定の人の声が聞こえない原因で考えられるのは、ストレスです!
20~30代の女性が多く発症している『低音難聴』という病気があります。
『低音難聴』は、低い音域のみが聞こえにくくなり、ストレスが原因で発症することが多いそうです。
似た病気に『突発性難聴』がありますが、『低音難聴』は以下のような症状が出ると言われています。
- 低い音の耳鳴りが鳴り続ける
- 耳栓をしたような感覚が続く
- めまいはない
- 低い音が聞こえない
治療にも時間がかかるようですので、おかしいなと思ったらすぐに病院を受診した方がいいですね。
特定の人の声が聞こえない原因は、ストレスによる『低音難聴』が考えられます。
聞こえない相手は低い声か、低い音の耳鳴りがしていないかで判断しましょう!
特定の人の声が聞こえない聴覚情報処理障害とは?
特定の人の声が聞こえないのは、『聴覚情報処理障害』の可能性があります。
聴覚情報処理障害はAPDとも呼ばれ、以下のような症状があります。
- よく聞き間違える
- 1回で聞こえずに聞き返すことが多い
- 雑音がある場所で人の話が聞こえない
- 早口や小さな声が聞こえない
- 話を聞きながらメモを取ることができない
- 複数の人と話すのが難しい
『聴覚情報処理障害』は、聴力には問題がなく、日本には症例が少ないため、病院にいってもなかなか見つかりづらい病気だそうです。
NHK『“聞こえているのに 聞き取れない”APD当事者の悩み』
こちらに出てくる方は、複数の病院を受診しても異常なしと言われ、自分でインターネットで調べて『聴覚情報処理障害』について知ったというから驚きですよね。
病院で異常がないと言われても、『聴覚情報処理障害』ではないか質問してみる、専門医を探してみるのもいいかもしれませんね。
特定の人の声が聞こえないのは、『聴覚情報処理障害』の可能性があります。
雑音が多い場所で特に聞こえない、聞き間違いや聞き返しが異常に多い場合は専門医を受診してみましょう!
まとめ
- 特定の人の声が聞こえない原因は、加齢による聴力の低下、ストレス、聴覚情報処理障害の3つが考えられます!
- 小さくて早口の人の声が聞こえないときは加齢が原因の場合が多いです!
- 低い音が聞こえない、低い音の耳鳴りがする場合はストレスが原因の可能性が高いです!
- 雑音のある場所で人の声が聞こえない、聞き間違いや聞きなおしが普段から多い場合は『聴覚情報処理障害』の可能性があります!
特定の人の声が聞こえないといっても、症状によって原因は様々です。
そのうち治るかな…とほっておくと聴力が回復しない恐れもあります!
聞こえ方に異変を感じたら早めに病院に行くようにしましょう!