生活保護とは、ケガや病気で働けなくなった人に最低限の生活費を補助してくれる制度です。
新型コロナウィルスが流行してからは、生活保護受給者が増えているそうですし、いつ自分が受給しなければならない状況になるか分かりませんよね。
生活保護を受給した人が、どんな暮らしぶりをしているのか気になりませんか?
今回は生活保護の暮らしぶりと、受給条件、もらえる金額、デメリットについて紹介していきます!
生活保護の暮らしぶりはどんなもの?
生活保護を受けた場合の暮らしぶりについてですが、都心部で風呂トイレ付きの物件に住むのは難しいと考えた方がいいです!
生活保護を受給した場合、家賃補助を受けることができますが、決められている金額内の家賃で住宅を探さなければなりません。
金額は地区によって違うのですが、1番高い東京23区や横浜市、大阪市などで補助される金額は53,700円です!
東京の都心部で風呂トイレ付きの住宅を探すと、最低でも6万円以上はかかってしまいますよね。
都心部に住んでいて生活保護を受けたとしても、家を探すのも大変なことに驚きました!
補助内で住める家もないことはないのですが、生活保護の申請者で取り合いになってしまっているそうです!
生活保護受給者は、家賃補助金額が決まっているので、都心部で風呂トイレ付きの物件に住むのは難しいです!
生活保護を受給する条件とは?
生活保護を受給するには、3つの条件があります!
- 月の世帯収入が最低生活費以下であること
- 家族や親戚など身内の援助を受けられないこと
- 貯金や土地などの財産を所有していないこと
住んでいる地区や世帯の人数によって、最低生活費の金額は変わるのですが、東京で一人暮らしの場合は13万円に設定されています。
もし働いていたとしても、収入が最低生活費よりも低い場合は受給することができます!
貯金額は最低生活費の半分以下であれば、所有していても問題ありません!
テレビやパソコンは自治体ごとに違うのですが、資産と判断されると、売却を求められることもあります!
条件を満たしていても、調査が行われ、申請が通らないと受給することができないので、注意しましょう!
条件も多く、調査も厳しいようなので、受給するのが簡単ではないことが分かりますよね。
生活保護を受給する条件は、月の世帯収入が最低生活費以下であること、家族や親戚など身内の援助を受けられないこと、貯金や土地などの財産を所有していないことの3つです!
生活保護でもらえる金額はいくら?
生活保護でもらえる金額は、最低生活費から世帯収入と資産を引いた額です!
東京で一人暮らしの場合、最低生活費が13万円ですので、アルバイトの収入が3万円であれば、生活保護費は10万円です。
収入は、仕事の給料だけでなく、年金や児童手当も含まれるので注意しましょう!
最低生活費は、住んでいる地区や世帯収入によって違いますし、ケースワーカーが申請者の状況を調査し、金額は決定されます!
私は結婚前、東京で一人暮らしをしていましたが、家賃込みで13万円と考えると生活できる自信がないので、言葉の通り最低生活費だなと思います!
生活保護でもらえる金額は、最低生活費から世帯収入と資産を引いた額です!
生活保護のデメリットとは?
生活保護のデメリットは、以下の5つがあります!
- 持ち物や住む場所に制限がある
- 自由にお金を使うことができない
- ローンを組むことができない
- クレジットカードが作ることができない
- 家族や親戚にばれてしまう
持ち物は、自動車やバイク、保険などですが、受給前に売却する必要があります!
生活保護費は、生活に使うものですので、ギャンブルなどには原則使ってはいけません。
ローンやクレジットカードのキャッシングはしてしまうと、不正受給になる可能性がありますので、注意しましょう!
生活保護を受給したら、1年に数回、ケースワーカーが自宅を訪問し、貯金額や収入、仕事についての調査を行っています!
抜き打ちで調査をされる場合もあるので、不正をすることはできません!
管理されながら最低限の生活をすると、認識した方がいいかもしれませんね。
生活保護のデメリットは、持ち物や住む場所に制限がある、自由にお金を使うことができない、ローンを組むことができない、クレジットカードが作ることができない、家族や親戚にばれてしまうの5つです!
まとめ
- 生活保護を受給すると、都心で風呂トイレ付の家に住むのは難しいです!
- 生活保護を受給する条件は、月の世帯収入が最低生活費以下であること、家族や親戚など身内の援助を受けられないこと、貯金や土地などの財産を所有していないことの3つです!
- 生活保護でもらえる金額は、最低生活費から世帯収入と資産を引いた額です!
- 生活保護のデメリットは、持ち物や住む場所に制限がある、自由にお金を使うことができない、ローンを組むことができない、クレジットカードが作ることができない、家族や親戚にばれてしまうの5つです!
生活保護を受給したいと思っても、受給できるかどうかや、受給してからも多くのハードルがあることが分かりました。
困った人にとっては、最低限の生活費を受け取れるのはありがたいですよね。
条件やデメリットをしっかりと理解して、申請するようにしましょう!