部屋に虫が侵入してしまった!
家に自分以外いないときは自分で何とかするしかないですよね…
今回は、虫嫌いの方々のために、虫を触らず部屋から追い出す方法についてご紹介します。
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基本的な虫の追い出し方
まず、虫が侵入したときの基本的な追い出し方について説明していきます。
①部屋を暗くする
虫は光に集まる習性があるので、部屋を暗くし、虫が出ていくのを待ちましょう。
虫に近い窓を開けておくと効果的です。
②部屋の温度を上げる
部屋の温度が高いと、虫は危険を感じ外に出て行こうとします。
スズメバチなどの暑さが苦手な虫には特に効果的です。
③コップや空き箱を用いて捕まえる
虫取り網があれば遠くから捕獲できるため、虫嫌いの人にとっては1番良い方法なのですが、虫取り網がないご家庭も多いですよね。
そんなときは、コップや空き箱を用いて虫を追い出す方法があります。
コップや空き箱を用いて虫を捕獲する手順を説明します。
- 虫が壁にとまるのを待つ
- 壁にとまった虫にコップや空き箱を被せる
- 壁とコップの隙間に紙をスライドさせて挟む
- コップと紙の間に隙間ができないように押さえる
- そのまま外に持っていき、玄関や窓から離れた場所に放す
いかがでしょうか。
この方法であれば触れずに虫を屋外へ追い出すことが可能です。
コップを使用するときは使い捨てのものを使用するのがおすすめです。
透明のプラスチックの容器を使用すると、虫が隙間から逃げていないか確認しながら追い出すことができます。
飛ばない虫であれば、コップや空き箱を被せずに、紙や段ボールの上に乗せるだけで追い出すことができます。
動きが速い虫だと逃げられてしまうかもしれないので、動きが遅い虫の場合は紙の上に乗せて追い出しましょう。
ポイントは虫の進行方向に紙や段ボールを置いて虫が乗るタイミングを待つことです。
薄い紙だと途中で紙が曲がり、虫が落ちてしまう恐れがあるので、厚紙を使用することをお勧めします。
④掃除機を用いて駆除する
飛び回らない虫の場合は掃除機を用いて追い出すことができます。
掃除機で吸い取ったら袋で密閉して捨てましょう。
また、コバエが大量に発生している場合は、床に卵や幼虫がいる可能性があります。
床を注意深く観察してみて、白い卵のようなものを発見したら、掃除機で吸い取ってすぐに密閉して捨てましょう。
密閉せずに捨てると、ゴミ箱の中でコバエが成長して飛び出す可能性があります。
必ず密閉しましょう!
種類別の追い出し方や注意点
続いて、虫の種類別に追い出し方や注意点をご紹介します。
①蜂が入ってきたときの対処法
蜂が侵入したときは、大声を出したり、騒いだりしないように注意しましょう。
蜂は音や色に敏感に反応します。
大声を出して蜂を刺激してしまうと、蜂が驚いて攻撃的になる恐れがあります。
また、蜂専用ではない殺虫剤をむやみに使用することも危険です。
仕留め損ねたときに蜂が攻撃的になって刺される可能性が高まります。
黒い服などを着用していると蜂が寄ってくるので、余裕があれば白や明るい色の服に着替え、窓を開けてさりげなく外に誘導するのが良いでしょう。
また、蜂は色以外に、臭いにも敏感に反応します。
香りの強い香水や、制汗剤など人工的な臭いを放っていると蜂に狙われやすくなります。
他にも、ジュースなど甘い匂いにも蜂は反応します。
蜂の種類によっては大変危険なので、安全な場所に避難して業者に依頼することも検討しましょう。
②蛾が入ってきたときの対処法
蛾はハエなどに比べて俊敏さが無いので、虫取り網やコップなどで捕まえるといいでしょう。
壁にとまった隙に、虫取り網などを被せてそのまま外に出しましょう。
蛾は特に光に集まる習性があるので、部屋を暗くすることも効果的です。
③ハエが入ってきたとき
ハエが入ってきたときは、殺虫剤の使用をお勧めします。
ハエ叩きを使用するという手もありますが、潰すのに抵抗がある人もいますし、そもそも俊敏で叩くのが大変ですよね。
1日1度スプレーするタイプの殺虫剤を使用すれば、ハエに直接スプレーを噴射せずに駆除することができます。
ハエやコバエの侵入を予防する効果もあるので、一石二鳥ですね。
まとめ
部屋に侵入した虫を追い出す基本的な方法や、種類別の追い出し方をご紹介しました。
虫の特性を考慮して対処することが重要です。
蜂など危険な虫は、なるべく刺激せず、危険な場合は業者に依頼しましょう。
夏場は特に虫が発生しやすいので、日ごろから生ごみを放置したり、窓を開け放したりしないように気を付けることも大切です。
以上となりますが、少しでも参考になれば幸いです。




