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食用ナマコは1種類?食べてはいけないニセクロナマコに注意!実はすごいナマコの栄養!ナマコのおいしい食べ方は?

アイキャッチ画像_ナマコポン酢

東北地方などでは、お正月の風物詩でもあるナマコ。

皆さんはお好きですか?

グロい見た目から、食べたことがない方も多いかもしれません。

実際食べてみると、きっと心地よい歯触りと食感にハマってしまいますよ!

しかし、ナマコには食べてはいけないものも存在します。

今回は、そんなナマコについて解説しますので、ナマコについて知っていきましょう。

食用ナマコって1種類しかいない?

見た目も生態も謎のような生物、ナマコ。

ナマコの仲間は、世界に約1500種類いるとされています。

実は、その中でも私たち日本人が口にしているのは1種類のみなんです!

そもそもナマコとは、いったい全体何者なんでしょうか?

ナマコは、生物学的には棘皮動物に属しており、ウニ、ヒトデ、ウミユリなどと同じ分類です。

世界中では約30種類が食用とされているのですが、日本では食用とされているナマコは「マナマコ」というナマコのみなんです!

その唯一食用のマナマコですが、お腹側の色からアカナマコ・アオナマコ・クロナマコの3つに分けて呼ばれています。

なんか早口言葉みたいですね・・・(笑)

少し紛らわしい話ではありますが、クロナマコというナマコは正式に存在しています。

それぞれ正式な名称・正式な種類ではなく、あくまでも流通上そう呼ばれているということですね。

食べてはいけないニセクロナマコに注意!

海で黒いナマコがゴロゴロしているのをを見たことはありませんか?

ラッキー♪持って帰って食べちゃおう♪

なんて考えは、とても危険なのでやめましょう!

実はそのナマコ、「ニセクロナマコ」という毒ナマコである可能性が高いです!

真っ黒で見た目はクロナマコそのものなのに、実際は体内に「ホロツリン」という魚を死に至らしめるほどの強い毒を持っています。

切り刻んだニセクロナマコをまいて魚を仮死状態にして獲るような、ホロツリンの作用を活用した漁もあるらしいから驚きです!

ニセクロナマコの生息地域は紀伊半島より南とされていますが、近年では関東の海でもよく見られています

誤ってニセクロナマコを食べてしまうと、痺れ、麻痺、ひどい時には呼吸困難を引き起こしてしまう危険もあるそうなので、本当に注意してください!

さて、このニセクロナマコとクロナマコの見分け方はあるのでしょうか。

違いは3つあるそうです。

①見た目(表面)
・クロナマコ:ツルツル
・ニセクロナマコ:イボイボ

②触感
・クロナマコ:「硬」=引き締まった肉体感
・ニセクロナマコ:「柔」=ぐにゃぐにゃな肉体感

③刺激反応
・クロナマコ:身体を突かれたりしても何も出さない
・ニセクロナマコ:身体を突かれるとキュビエ器官を出す

キュビエ器官というのは、白くてネバネバした糸上のもので、凄まじい粘着力で敵にまとわりつきます。

ニセクロナマコは、刺激を加えると身を守るためにお尻からこのキュビエ器官を放出してくるのです。

キュビエ器官は、水着などについてしまうと簡単にはなかなか取れないので注意してください。

以上の3つの違いを覚えて、毒ナマコであるニセクロナマコを食べてしまうことが絶対にないように気をつけましょう。

実はすごい?ナマコの栄養って?

中国では、ナマコは漢方として多く利用されています。

それくらい栄養価が高いということですね。

ナマコの約90%は水分ではありますが、他の海産物と比べてもずば抜けて低カロリー高タンパク質な食べ物なんです!

特に注目すべきは、アミノ酸になります。

私たち人間の身体を構成するアミノ酸は20種類ありますが、そのうち体内合成可能なものは11種類。

残りは必須アミノ酸といい、食事から摂取する必要があります。

ナマコには、なんと8種類ものアミノ酸が含まれているそうです。

その他、ナマコに含まれる主な栄養素としては、コラーゲン、ビタミン、タウリン、マグネシウム、コンドロイチンなどになります。

どれも聞いたことがあるような栄養素たちで、美容と健康に大きな効能があることがよくわかりますよね。

こんなに栄養満点なナマコ、絶対食べなきゃ損です。

ナマコのおいしい食べ方

一番ナマコの美味しさを味わえるおすすめの食べ方は、もみじおろしとポン酢でいただくものです。

ナマコのコリコリ食感と磯の風味をよく感じることができます。

そもそも、ナマコの可食部は身と内臓です。

身の部分は、まさに引き締まったナマコの筋肉であり、コリコリとした食感です。

内臓は、塩漬けにして食べます。

内臓を食べるというと、「えっ」と思う方もいらっしゃるかもしれません。

しかし、「このわた」と聞くとピンときませんか。

このナマコの内臓の塩辛は「このわた」と呼ばれます。

「このわた」は、ウニ・カラスミに並んで日本三大珍味の一つです。

しかも、このわたには旨味成分であるグルタミン酸が豊富に含まれています。

それは、日本三大珍味にも入るよなって感じですね。

ナマコの食べ方は生のままいただくポン酢以外に、味噌和えや甘辛煮などもあるので、気になったらぜひネットで検索してナマコ料理にチャレンジしてみてください。

まとめ

日本での食用ナマコは「マナマコ」ただ1種類のみです。ただし、流通上はアカナマコ・アオナマコ・クロナマコの3種類に分けて呼ばれています。

絶対に食べてはいけない「ニセクロナマコ」は猛毒を持つので、要注意です。

ナマコには、必須アミノ酸をはじめ、美容と健康に効果が高い栄養素がたっぷり含まれています。

もみじおろしポン酢でいただくナマコの食べ方が一番おすすめです。また、内臓の塩辛は日本三大珍味のひとつ「このわた」になります。

ナマコを既に好物としている人も、食わず嫌いの人も新たなナマコの事実を知ることができたでしょうか?

そして、今晩にでも食べたくなりましたか?

私はいますぐ、ナマコのもみじおろしポン酢が食べたい気分です!

読んでいただきありがとうございました。

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